10月の老人給食

 

二十四節気の「霜降」にあたる本日、久し振りに老人給食がありました。この時期は、小雨が時々降る冬の合図とも言われる季節です。(まさに本日は小雨がしとしとと・・)

霜降の時期の旬の食べ物である、鮭(戻り鮭)、栗、芋、りんご、きのこ等を使った秋の味覚たっぷりのお弁当になりました。

本日の一番の力作は、ふわふわしゅうまいでしょうか。2kgの豚ミンチに豆腐、卵、王ネギ、しょうが汁等を入れて練り上げること数十分。

涙を流しながら王ネギを切ったMさん。粘り気が出るまで練りに練って腕が痛くなったというOさん。大奮闘の末に出来上がったしゅうまいの上には、柚子の皮をおろして乗せました。(ああ、いい香り!)

こんな繊細な調理ができるのは、日本の伝統的な食文化のお陰でしょう。[日本人で良かった!]。