柳井にっぽん晴れ街道

「柳井にっぽん晴れ街道」 江戸期、柳井市には主要な二つの往還道が通っていた。小瀬(岩国市)から上関までの「小瀬上関往還」と、岩国から堅ケ浜(平生町)までの「岩国堅ケ浜往還」である。この二往還のうち柳井市内を通っている部分を「柳井にっぽん晴れ街道」と名付けた。柳井市は日照時間が長く、比較的晴れの日が多…

国木田独歩

◎「国木田独歩と岩国・柳井地方」 明治の文豪国木田独歩は1871(明治4)年、千葉県に生まれたが、父が山口県下の裁判所勤務となってからは、岩国町、山口町など山口県内各地を転住した。1888年に東京専門学校(現 早稲田大学)に入学し、1891年3月に中退してからは父母の下に帰省し、麻郷村の吉見家、麻里…

柳井図書貸出本

12月3日までです[日積公民館]。 1 はじめてのスマホ1週間マスター 枻出版社 2 大きな字でわかりやすいパソコン入門 AYURA∥著 技術評論社 3 「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法 大嶋 信頼∥著 PHP研究所 4 超訳ブッダの言葉 小池 龍之介∥編訳 ディスカヴァー・トゥエンティ…

やない

◎[柳井市] 歴史的環境=柳井市の歴史は、縄文時代にさかのぼり、北部山間の盆地と南部の熊毛半島沿岸に諸遺跡が散在している。東側沿岸の黒島浜遺跡と与浦遺跡は、満潮時海水面下に遺跡が沈むことから、本地域の地盤変化の指標として注目される。弥生時代の主な遺跡としては、吹越遺跡がある。熊毛半島の急峻な屋根筋に…

柳井水道

「柳井水道」 柳井市の古開作・新庄・余田を経て、熊毛郡の田布施町・平生町に通ずる低地をいう。北側に大平山(314m)、石城山(350.1m)ほかの連山があり、南は熊毛半島に属する赤子山(230.6m)が東西に横たわる。中世まで満潮時には水道は海水をたたえ熊毛半島は離島となった。水道地帯は青灰色砂泥層…

遣新羅使と大伴旅人

△「郷土史紀行60」 p58「遣新羅使と大伴旅人」①「君が行く海辺の宿に霧立たば/吾(あ)が立ち嘆く息と知りませ」天平8年(736)、遣新羅使として朝鮮半島に向けて旅立つ夫に妻が贈った短歌で、「万葉集」巻15に収録されている相聞歌(人を恋うる歌)。 ②「沖つ風いたく吹きせば我妹子が/嘆きの霧に飽(あ…

万葉集「大畠の鳴門」

大島の鳴門 「万葉の歌10 中国・四国」 p160 玉藻刈る娘子  遣新羅使人のひとり、田辺秋庭は大島の鳴門で、渦潮につかりながら美しい藻を刈る海人おとめたちを見て歓声をあげた。それが歌となって残された。  大島の鳴門を過ぎて再宿を経ぬる後に、追ひて作る歌二首  これやこの 名に負ふ鳴門の 渦潮に …

10月の老人給食

コロナ禍の中、今日は久し振りの老人給食でした。Гソーシャルディスタンスを守って、おしゃべりは避えて調理をしましょう」と井上会長さんから最初に注意があり調理がスタート。 今月のメニューは栗ご飯や大学芋、小松菜など秋の味覚がたっぷり。たくさんの栗は毎年のように、Oさんが手が痛くなるほど皮をむいて準備され…

柳井図書貸出本

11月5日までです。[日積公民館]   1 オランダ公共図書館の挑戦 吉田 右子著 新評論 2 書くだけで夢がかなう手帳&ノート術 日経WOMAN編集部∥編 日経BP社 3 こわい絵本 平凡社 4 絵でわかるパラドックス大百科 ニュートンプレス 5 ウンコな議論 ハリー G.フラン…